【NEW】9月から始めるキャリアの棚卸し
あなたが当たり前にやってきたことは、誰かにとっての強みかもしれません。
9月になると、夏の忙しさが落ち着き、これからの働き方について考える機会が増えてきます。
「このまま今の仕事を続けていていいのかな」
「転職するとしたら、自分には何ができるんだろう」
そんなふうに感じる方もいるのではないでしょうか。
今すぐ転職する必要はありません。
でも、転職する・しないにかかわらず、一度自分のこれまでの仕事を振り返ってみることには意味があります。
それが「キャリアの棚卸し」です。
「大したことはしていない」と思っていませんか?
キャリア相談では、
「特別なスキルはありません」
「ずっと同じ仕事をしてきただけです」
という声を聞くことがあります。
けれど、詳しく伺ってみると、
後輩の指導をしてきた
難しい顧客対応を任されてきた
複数の部署との調整役をしてきた
業務の手順を見直し、効率化してきた
長年担当する顧客との信頼関係を築いてきた
など、たくさんの経験が見つかります。
本人にとっては「いつもの仕事」でも、そこには人を育てる力、調整力、問題解決力、改善力、コミュニケーション力など、他の仕事でも活かせる能力が隠れています。
大切なのは、「何をしてきたか」だけではなく、「その経験を通して何ができるようになったのか」まで考えてみることです。
強みは「当たり前」の中にある
自分にとって簡単にできることほど、強みだとは気づきにくいものです。
「仕事が早い」
「説明が分かりやすい」
「人からよく相談される」
「ミスが少ない」
「困っている人を自然にサポートしている」
こうしたことも、立派な強みです。
もし自分では分からなければ、同僚や上司に「私って仕事で何が得意だと思う?」と聞いてみるのもよいでしょう。第三者だからこそ見つけられる強みがあります。
9月は「転職するか」より、「これからどう働きたいか」
キャリアについて考えるとき、「転職するか、しないか」の二択にする必要はありません。
今の仕事を続けながら、さらに経験を積む。
これまでの経験を活かして、新しい環境に挑戦する。
働き方そのものを変える。
選択肢はさまざまです。
そのためにも、まずは自分がこれまで何を積み重ねてきたのかを知ることが大切です。
「経験した仕事」「人から頼まれること」「工夫してきたこと」「褒められたこと」「これからやってみたいこと」
を、私たちと一緒に考えてみましょう。
「自分には何もない」と思っていた人ほど、意外な発見があるかもしれません。
キャリアの棚卸しは、転職するためだけのものではありません。
これからの選択肢を増やすための準備でもあります。
この9月、まずは一度、自分が歩いてきた道を振り返ってみませんか。
「私は、何ができる人なんだろう?」
その問いが、これからのキャリアを考える最初の一歩になるかもしれません。

